ロニテンとは
ロニテンとは、米国FDAにより育毛成分として認可されたミノキシジルの錠剤タイプの飲む育毛剤でカナダ・ファイザー社製になります。
ミノキシジル系の育毛剤はロゲイン5%などの外用薬が主でした。
いずれも外用薬であったため、重度のAGA患者の中には効果が現れない人もいました。
そこで誕生したのが、 内服タイプのミノキシジル系発毛剤『 ロニテン』なのです。
ロニテンの育毛効果
ロニテン(Loniten)ロニテンは他のミノキシジル系育毛剤と一緒でミノキシジルの血管拡張作用を利用し、血管を広げることによって血行が促進され、育毛、発毛を促していきます。
ロニテンの塗布タイプの育毛剤よりもすぐれている点は、M字や生え際の育毛にも効果があることが確認されており、ミノキシジルの中では最も高い効果が望める薬と言われています。
また、ロゲイン5%などの塗布タイプミノキシジル系育毛剤で頭皮がかぶれる方は、飲むタイプのミノキシジルタブレットがオススメです。
ロニテンは、外部から成分を浸透させるのではなく、 体内に直接有効成分を取り込むことで、 外用薬より強力な効果を発揮します。
ロゲインや日本でのリアップで有名な有効成分ミノキシジルの経口薬(飲み薬)がロニテンです。
塗布タイプのミノキシジル系発毛剤・育毛剤は主に頭頂部型の薄毛に効果があると言われていますが、内服するロニテンは生え際型の薄毛にも効果がみられるようです。
ただ、ここで考えておかなけらばならないのが、内服薬である為に、その分、体にかかる負担、つまり、副作用のリスクも高まるという事実です。
ロテニンの副作用
ミノキシジル成分の経口薬を発毛剤・育毛剤として承認している国は、まだ無く、塗布タイプのミノキシジル系発毛剤・育毛剤が世界90ヶ国以上、フィナステリド系が60ヶ国以上で承認されている事を考えと、それなりのリスクは考えておかなければならないでしょう。
ミノキシジルタブレットに普通考えられる副作用は体毛が濃くなる、めまい、動悸、胸痛、痒み、頭部の炎症、顔のむくみなどです。
これらの症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師に相談してください。
ミノキシジルタブレットは毛細血管を拡張させ血圧を下げるため、血圧がかなり下がったり、朝起きられなくなったりといった症状も見受けられます。
また、もともと低血圧の人が使用すると血圧が下がりすぎる危険性もあるので、低血圧の人は服用を控えた方が無難です。
また、他の副作用として胸痛、急速な心拍昂進、めまい、体重減少、手足のむくみ等報告がありますが、これらの症状が現れた場合は、直ちに使用を中止し、医師に相談してください。
ミノキシジルはもともとは高血圧治療薬として開発された医薬品ですから、使用する際は医師に相談するなどの準備が必要でしょう。